重機災害防止とは、
バックホウ・ブルドーザー・ホイールローダーなどの建設機械(重機)による労働災害を防ぐための安全対策のことです。
建設業では死亡災害の大きな割合を重機事故が占めています。
🔹 主な重機災害の種類
① はさまれ・巻き込まれ
→ 重機と構造物・地面との間に挟まれる
② 接触・衝突
→ 重機と作業員が接触
③ 転倒・転落
→ 軟弱地盤や法面での横転
④ 墜落
→ 重機ごと転落
⑤ 荷の落下
→ バケットやアタッチメントからの落下
🔹 主な防止対策
① 作業計画の作成
- 作業手順の明確化
- 立入禁止区域の設定
- 誘導員の配置
② 有資格者の配置
- 車両系建設機械運転技能講習修了者
- 玉掛け技能講習修了者(必要時)
③ 立入禁止措置
- カラーコーンやバリケード設置
- 合図者の明確化
④ 点検の徹底
- 作業前点検
- ブレーキ・油圧系統確認
⑤ 接触防止対策
- バック時の警報装置
- バックカメラ
- 死角の確認
⑥ 転倒防止
- 地盤確認
- 法面角度の遵守
- アウトリガー確実展開
🔹 法令上のポイント
労働安全衛生規則では、
- 作業計画の作成義務
- 接触防止措置
- 合図の統一
- 有資格者の運転
などが定められています。