足場実務者点検(あしばじつむしゃてんけん)とは、
足場の組立て後や使用中に、実務経験のある者が安全性を確認する点検のことです。
2013年の法改正により、足場の点検体制が強化されました。
法的根拠
- 厚生労働省
- 労働安全衛生規則 第655条 ほか
足場は「組立て後」「変更後」「悪天候後」などに点検が義務付けられています。
足場実務者とは?
以下のいずれかに該当する者
- 足場の組立て等作業主任者技能講習修了者
- 足場の組立て等の作業に一定の実務経験がある者
- 足場点検実務者研修修了者 など
※単なる作業員ではなく、構造を理解している人が対象です。
点検するタイミング
- 組立て完了後
- 一部解体・変更後
- 強風・大雨・地震後
- 作業開始前(定期)
主な点検項目
- 支柱・布材の緊結状態
- 壁つなぎの状況
- 手すり・中さんの設置
- 足場板の隙間・固定状況
- 安全ネットの有無
- 沈下・傾きの有無
記録義務
点検結果は記録し、
工事終了まで保存する必要があります。
よくある誤解
| 誤解 | 正しい内容 |
|---|---|
| 誰でも点検できる | 実務経験者等に限定 |
| 1回やればよい | 状況ごとに実施義務あり |
| 教育不要 | 点検実務者研修が推奨される |
まとめ
- 足場事故防止のための重要制度
- 組立て後・変更後・悪天候後に点検義務
- 実務経験者等が実施
- 記録保存が必要