足場の特別教育とは、
「足場の組立て・解体・変更作業に従事する労働者」へ、事業者が必ず行わなければならない安全教育 のことです。
労働安全衛生法に基づき、2015年の法改正で義務化されました。
◆ 足場の特別教育とは
■ 目的
足場作業は高所作業で転落・崩落の重大災害が多いため、
作業者が最低限理解すべき知識・技能を教育すること が目的です。
◆ 対象となる作業
- 足場の 組立て作業
- 足場の 解体作業
- 足場の 一部変更作業(板の取り外し・支柱の調整など)
※上記作業に直接従事する人は全員、特別教育を受ける必要があります。
◆ 教育内容(法令で定められた項目)
【学科】
- 足場及び作業の方法に関する知識
- 工事用設備・機材・工具に関する知識
- 作業中の危険防止に関する知識
- 関係法令(労働安全衛生法、安衛則 など)