CASE 講習事例

自由研削砥石取り替えの特別教育の講師の依頼を請けて、インドネシアの方に通訳して頂いてZOOMににて学科の講習(時間を通常より長くして)をして来ました。

自由研削砥石取り替えの特別教育の講師の依頼を請けて、インドネシアの方に通訳して頂いてZOOMににて学科の講習(時間を通常より長くして)をして来ました。

「自由研削砥石取替え等の業務に係る特別教育」(通称:自由研削砥石特別教育)は、日本の労働安全衛生法に基づく教育で、グラインダーなどに取り付けられた自由研削砥石を取り替えたり試運転したりする作業を行う人に義務付けられています。

特別教育が必要な理由

自由研削砥石は高速回転する工具であり、取り扱いを誤ると破損や飛散による重大な事故につながる危険があります。そのため、**厚生労働省令(安衛則第36条第6号)**により、特別教育の受講が義務付けられています。

対象者

  • グラインダーや切断機などの自由研削砥石を使用する作業者
  • 砥石を取り替える人
  • 砥石の試運転を行う人

※使用者本人だけでなく、取り替えや試運転をする整備員なども対象です。

教育内容と時間

学科(合計4.5時間程度):

  1. 自由研削砥石の種類、構造、性能、取扱い方法(1時間)
  2. 試運転の方法(0.5時間)
  3. 関係法令(1時間)
  4. 安全な作業方法、災害事例など(2時間)

実技(1.5時間程度):

  • 砥石の取り替え
  • 試運転
  • グラインダーの取り扱い実習