「自由研削砥石特別教育(じゆうけんさくといしとくべつきょういく)」とは、日本の労働安全衛生法に基づいて、自由研削用の砥石(といし)を使う作業を行う者に対して義務付けられている特別教育のことです。
自由研削砥石とは?
- 自由研削とは、グラインダーやディスクグラインダーなどを用いて、固定されていない状態で砥石を使って研削する作業を指します。
- たとえば、手持ちのディスクグラインダーで鉄を削るような作業です。
- このとき使う砥石(ディスクなど)を「自由研削砥石」と呼びます。
特別教育が必要な理由
- 砥石は高速回転し、取り扱いを誤ると破損・爆発して重大な事故を引き起こす可能性があります。
- このため、労働安全衛生法第59条・安衛則第36条により、事業者は作業者に対して特別教育を実施する義務があります。