石綿(アスベスト)を含む建材の取り扱いや、石綿の飛散につながる作業に従事する労働者に対して義務づけられている安全教育のことです。
労働安全衛生法および関連する省令に基づき、一定の作業を行う前に必ず受講しなければなりません。
■ 目的
石綿は吸い込むと健康被害(中皮腫、肺がん等)を引き起こすため、
安全な作業方法や適切な防護具の使用、リスク管理を徹底することが目的です。
■ 対象となる作業
おもに以下のような 「石綿ばく露の恐れがある作業」 に従事する人が対象です。
- アスベスト含有建材の切断・研磨・解体作業
- 石綿含有断熱材・保温材・耐火材の補修、除去
- 建築物の改修・解体時に石綿が露出・破損する可能性のある作業
- 上記に付随する準備・清掃作業 など