CASE 講習事例

石綿特別教育の講師の依頼を請けて大和リース協力会連合会の方にZOOMにて講習して来ました。

石綿特別教育の講師の依頼を請けて大和リース協力会連合会の方にZOOMにて講習して来ました。

石綿特別教育」とは、石綿(アスベスト)を取り扱う作業に従事する労働者に対して、労働安全衛生法に基づき事業者が実施することが義務付けられている特別教育のことです。これは、アスベストによる健康障害(特に中皮腫や肺がんなど)を防止するために必要な知識と技能を習得させるために行われます。

石綿特別教育が必要な人

以下のような作業に従事する場合、特別教育の受講が必須です。

石綿または石綿を含有する製品を取り扱う作業

  • 解体、除去、封じ込め、囲い込みなどの作業
  • アスベスト含有建材の加工や撤去
  • アスベストが使用されている建物や設備の点検・修理

教育内容(例)

特別教育は、最低限以下のような内容を含みます。

教育科目内容の例時間(目安)
石綿の有害性健康障害の内容、潜伏期間、中皮腫、肺がんなど1時間
作業における注意事項取り扱い手順、安全な作業方法2時間
保護具の使用方法防塵マスク、防護服などの正しい使い方1時間
関係法令労働安全衛生法、石綿障害予防規則など1時間