CASE 講習事例

玉掛け技能講習能力向上教育の講師の依頼を請けて大和リース協力会の方にZOOMにて講習して来ました。

玉掛け技能講習能力向上教育の講師の依頼を請けて大和リース協力会の方にZOOMにて講習して来ました。

「玉掛け技能講習能力向上教育」とは、玉掛け作業に関する知識や技能をすでに持っている作業者が、さらにその能力を向上させるための教育・訓練です。これは一般的に、再教育スキルアップを目的とした内容になります。

玉掛けとは?

まず「玉掛け」とは、クレーンなどを使って荷物を吊り上げる際に、荷物にワイヤーロープなどを掛けたり外したりする作業のことです。この作業は非常に危険を伴うため、一定の重さ以上のものを扱うには、法令に基づいた「玉掛け技能講習」を修了する必要があります。

能力向上教育の目的

玉掛け技能講習能力向上教育の主な目的は以下の通りです

  • 安全性の強化:現場での事故を防ぐため、安全意識やリスクアセスメント能力を高める。
  • 最新技術・知識の習得:法令改正や新しい機器・作業手順に対応。
  • 熟練度の向上:より正確で効率的な玉掛け作業の実施。
  • 教育担当者の育成(場合によっては):現場で後進を指導する立場になる人材の育成。

対象者

  • 玉掛け技能講習をすでに修了している作業者
  • 現場で玉掛け作業のリーダーや教育担当者になる人
  • 定期的にスキルアップを求められる現場のスタッフ

教育内容の一例

  • 玉掛け用具の適正な選定と使用方法
  • 荷の重心・吊り角度の理解
  • 現場での危険予知(KY)活動の実践
  • 法令改正や安全基準の最新情報
  • 事故例の分析と再発防止策