CASE 講習事例

熱中症管理者の講習の依頼を請けて大阪市内にて対面で講習して来ました。

熱中症管理者の講習の依頼を請けて大阪市内にて対面で講習して来ました。

「熱中症予防管理責任者」とは、労働現場やイベント会場、学校などの組織において熱中症の発生を未然に防ぎ、適切な対策を講じる責任を持つ人のことを指します。特に夏場や高温多湿な環境下での活動において重要な役割を果たします。

主な役割・業務内容

  1. 熱中症対策の計画と実施
    • 作業環境や気象条件に応じた熱中症対策を策定
    • 暑さ指数(WBGT値)を用いたリスク評価
  2. 職場・現場の環境管理
    • 日陰や休憩所の設置、冷房設備の整備
    • 水分・塩分補給の指導
  3. 従業員や関係者への教育
    • 熱中症の症状・対処法についての講習
    • ポスター掲示や注意喚起の実施
  4. 異常時の対応マニュアル整備
    • 応急処置や救急連絡体制の整備
  5. 気象情報やWBGTのモニタリング
    • 危険レベルを把握し、作業の中断や延期の判断

なぜ必要なのか?

  • 法的な義務ではないが、実質的に必要
    建設業、運送業、学校、介護施設など、特に高温環境での作業や活動がある現場では、熱中症による事故を防ぐために配置が推奨されています。
  • 事故が発生した際の企業責任を問われるケースがある
    適切な管理をしていないと、労災や損害賠償のリスクも高まります。