酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育とは
「酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育」とは、酸素が少ない場所や、硫化水素という有毒ガスが発生するおそれのある場所で作業する人が受ける、安全のための教育です。
工場、下水処理場、マンホール、タンク、ピットなどで働く人に関係する教育です。
どんな危険があるの?
① 酸素欠乏
空気中の酸素が不足すると、頭痛、意識障害、呼吸停止などを起こし、短時間で命を落とす危険があります。見た目やにおいだけでは判断できません。
② 硫化水素中毒
硫化水素は有毒なガスです。下水や汚泥などが関係する場所で発生することがあり、高濃度では嗅覚が麻痺して、においで危険を察知できなくなることもあります。
受講すると何を学ぶの?
一般的な講習は、学科5.5時間・1日程度です。主に次の5項目を学びます。
中小建設業特別教育協会+1
| 講習内容 | 時間 |
|---|---|
| 酸素欠乏・有毒ガスが発生する原因 | 1時間 |
| 酸欠・中毒の症状 | 1時間 |
| 空気呼吸器などの使用方法 | 1時間 |
| 事故時の退避・救急蘇生 | 1時間 |
| 災害防止対策・関係法令など | 1.5時間 |
| 合計 | 5.5時間 |
取得する必要がある人は?
例えば、次のような作業に従事する人です。
- マンホールや下水道内部の作業
- 汚泥槽・排水槽・タンク内部の清掃
- 酸素欠乏や硫化水素中毒のおそれがある場所での点検・補修作業