① 製造業の安全書類確認とは?
工場の安全管理のために作成・保管されている 安全関連書類を点検し、法令・社内基準に適合しているかを確認する活動 のことです。
▼ 主に確認する内容
● 安全管理体制
- 安全管理者・衛生管理者の選任書
- 衛生委員会の議事録
- 年間安全衛生計画
- パトロール記録
● 教育・資格管理
- 特別教育・安全衛生教育記録
- OJT教育記録
- フォークリフト・玉掛け等の資格証の写し
- 新規入場者教育記録
● 機械設備の安全
- 定期点検記録(フォークリフト、クレーン、圧力容器など)
- 設備・機器の日常点検表
- 作業環境測定結果
● 作業管理
- 作業手順書(SOP)
- リスクアセスメント記録
- KYシート
- ヒヤリハット報告書
● 労災・健康管理
- 労災発生記録と再発防止策
- 健康診断結果管理
▼ 目的
- 法令遵守(労働安全衛生法など)
- 事故の未然防止
- 監査・取引先対応
- 工場の安全文化の維持向上
つまり、書類の「更新漏れ」「不備」「内容の適正」などをチェックする作業です。
② 製造業の安全パトロールとは?
工場内を実際に巡回し、危険箇所・不安全行動・設備の異常などを現場視点で確認する活動 のことです。
「現場安全監査」「安全巡視」とも呼ばれます。
▼ パトロールで確認する主なポイント
● 設備・機械の安全
- 非常停止ボタンの機能・塞がれていないか
- ガード・カバーの取り外し/破損
- 油漏れ、異音、異常振動
- 電気配線の損傷
● 作業者の安全行動
- 保護具(ヘルメット、耳栓、安全靴)の着用
- 危険手順の省略
- 無理な姿勢・不適切な運搬作業
- 搬送機器の不安全操作(フォークリフトなど)
● 作業環境
- 通路の確保、床の清掃
- 物の置き方(落下・転倒の危険性)
- 換気、粉じん、騒音
- 熱中症リスクの場所
● 化学物質管理
- SDSの掲示
- 保管方法・ラベル表示
- 換気状況
▼ 目的
- 現場の危険源を発見する
- 改善策を現場と共有し即時対応する
- 事故・災害の未然防止
- 5Sの徹底
📌 書類確認は“机上の安全”
📌 パトロールは“現場の安全”
この2つがそろうことで、工場の安全レベルが安定します。