CASE 講習事例

大和ハウス三重支部の協力業者の方に足場の組み立ての特別教育の講師の依頼を請けてZOOMにて講習して来ました。

大和ハウス三重支部の協力業者の方に足場の組み立ての特別教育の講師の依頼を請けてZOOMにて講習して来ました。

「足場組立特別教育」とは、建設現場などで足場の組立て、解体、変更などの作業に従事する労働者が受けなければならない法定の教育です。これは、労働安全衛生法に基づいて義務付けられており、労働災害の防止を目的としています。

■ なぜ必要なのか?

足場の作業は高所で行われることが多く、墜落や転倒などの事故が起きやすいため、作業に携わる人には正しい知識と技能が求められます。

■ 対象者

以下のような作業に補助的ではなく、直接従事する人が対象です。

  • 足場の組立て
  • 足場の解体
  • 足場の一部変更(例えば、足場の取り外しや移動)

ただし、高さ5メートル未満の足場については、この特別教育で対応できます。
高さ5メートル以上の足場の組立て等は、「足場の組立て等作業主任者技能講習」が必要です。

■ 教育内容(カリキュラム例)

科目時間(例)内容
作業に関する知識2時間足場の種類、構造、組立手順など
作業方法に関する知識2時間安全な作業手順、点検方法など
工具・器具・保護具に関する知識1時間使用方法、点検、選び方など
関係法令1時間労働安全衛生法、関係政令など
実技教育1時間以上実際の組立て、解体などの体験

※合計で6時間以上の教育が必要です。