CASE 講習事例

兵庫県の運送業の企業に安全診断の依頼を請けて安全診断を行ってきました。

兵庫県の運送業の企業に安全診断の依頼を請けて安全診断を行ってきました。

安全診断とは?

安全診断とは、現場の作業環境や作業手順、機械設備、管理体制などが安全に保たれているかを評価・点検する取り組みです。事故や労災を未然に防ぎ、作業員の健康と命を守ることが目的です。

主な目的

  • 労働災害の予防
  • 作業現場の危険源(リスク)の把握と対策
  • 法令(労働安全衛生法など)の遵守確認
  • 安全文化の定着と改善活動の促進

安全診断のチェックポイント(主な例)

1. 作業環境の安全

  • 足場の組立・解体の安全性
  • 高所作業時の墜落・転落防止措置(安全帯、手すり)
  • 重機やクレーンの周囲の安全確保
  • 適切な照明、騒音・粉塵対策

2. 作業手順・管理体制

  • 作業計画の策定と周知
  • 朝礼やKY(危険予知)活動の実施状況
  • 作業間連絡調整(多重下請けの場合など)

3. 設備・機材の点検

  • 工具や機械の使用前点検
  • 感電・爆発・火災のリスク管理
  • 安全装置の設置・点検(リミットスイッチ、カバーなど)

4. 法令遵守・記録管理

  • 安全書類の整備(安全衛生管理計画、リスクアセスメント記録)
  • 作業員の安全教育・特別教育の受講記録
  • 労災発生時の報告体制