保護具着用管理責任者(ほごぐちゃくようかんりせきにんしゃ)とは、工場や建設現場などで、作業員が使用するマスク・保護メガネ・保護手袋などの保護具を、適切に選び、正しく使用できるように管理する担当者のことです。
主に、化学物質などによる健康障害を防ぐために設けられる役割です。
主な仕事内容
- 保護具の選定:作業内容や危険性に合ったマスク、手袋などを選ぶ。
- 正しい着用の指導:作業員が保護具を正しく装着できるように指導する。
- 保護具の点検・管理:破損や劣化がないか確認し、適切に保管・交換する。
- 使用状況の確認:現場で保護具が適切に使用されているか確認する。
選任が必要なのは?
化学物質管理者を選任している事業場で、化学物質のリスクアセスメント(危険性・有害性の評価)の結果に基づき、作業員に保護具を使用させる場合、原則として選任が必要です。2024年4月1日から義務化されています。
資格や講習は必要?
保護具に関する知識・経験がある人から選任します。
- 第一種衛生管理者などの資格を持つ人
- 対象となる作業主任者などの資格を持つ人
- 保護具着用管理責任者教育(通常6時間)を修了した人
該当する資格者を選任できない場合は、所定の教育を修了した人を選任する方法があります。
化学物質管理者との違い
| 役職 | 主な役割 |
|---|---|
| 化学物質管理者 | 化学物質の危険性や有害性を管理する |
| 保護具着用管理責任者 | マスクや手袋などの保護具を適切に選び、使用・管理する |