CASE 講習事例

保護具着用管理責任者の学科の講師の依頼を請けてZOOMにて講習して来ました。

保護具着用管理責任者の学科の講師の依頼を請けてZOOMにて講習して来ました。

「保護具着用管理責任者(ほごぐちゃくようかんりせきにんしゃ)」とは、労働安全衛生法などに基づき、作業現場で労働者が適切に保護具(ヘルメット、防じんマスク、安全帯、防音保護具など)を着用しているかを管理・指導する責任を持つ者のことです。

主な役割

保護具着用管理責任者の主な役割には、以下のようなものがあります:

  1. 保護具の選定支援
    作業内容に応じて、適切な保護具を選ぶ助言を行う。
  2. 保護具の使用指導
    正しい使用方法・着用方法を労働者に教育・指導する。
  3. 保護具の点検・整備管理
    使用前点検や定期点検を行い、劣化や不適合があれば交換を促す。
  4. 着用状況の確認と是正
    実際の作業場で着用が適切に行われているかを巡回・確認し、着用していない場合は指導する。

法的根拠・必要性

  • 労働安全衛生法により、事業者には労働者の安全を守る義務があり、保護具の使用もその一環として位置づけられています。
  • 特に**特定の危険作業(高所作業、有害物質取扱作業など)**を行う現場では、保護具の着用が義務付けられており、管理責任者の存在が重要になります。