CASE 講習事例

保護具着用管理者の学科のみの講師の依頼を請けて全国の社員さん協力業者さんに講習してきました。

保護具着用管理者の学科のみの講師の依頼を請けて全国の社員さん協力業者さんに講習してきました。

保護具着用管理者」とは、労働現場での保護具(例:防じんマスク、防毒マスク、防音保護具など)の着用が必要な作業において、作業者が正しく保護具を使用しているかを管理・指導する責任者のことです。

制度の概要

法的根拠

この制度は、労働安全衛生法の中で定められており、とくに以下のような作業環境で義務付けられています

  • 有機溶剤作業
  • 特定化学物質作業
  • 粉じん作業 など

これらは、有害物質を吸い込むことで健康被害(じん肺、中毒、難聴など)が生じる恐れがあるため、適切な保護具(マスク、耳栓など)の使用が必須です。

保護具着用管理者の役割

  1. 保護具の選定補助
    • 作業に応じて適切な保護具(防毒マスクの種類など)を選定する
  2. 使用方法の指導
    • 作業者に対し、正しい装着方法や点検方法を指導する
  3. 着用状況の監督
    • 作業中に保護具が適切に使用されているかを確認・指導する
  4. 保守管理
    • フィルター交換時期の管理、破損や劣化のチェックなど