フルハーネス型墜落制止用器具特別教育とは、
フルハーネス型の安全帯(墜落制止用器具)を使用して高所作業を行う人に義務付けられている安全教育のことです。
労働安全衛生法に基づき、事業者は対象作業を行わせる前に特別教育を実施する必要があります。
🔹 なぜ必要?
2019年(平成31年)の法改正により、
高さ6.75m(建設業では5m)以上の箇所で作業床を設けることが困難な場合は、原則フルハーネス型を使用することが義務化されました。
誤った使用をすると、
- 落下時の内臓損傷
- サスペンショントラウマ(宙づりによる障害)
- 器具破断
など重大災害につながるため、正しい知識が必要です。
🔹 対象者
次のような作業を行う人
- 高所作業車作業
- 足場の組立・解体
- 鉄骨建方
- 屋根上作業
- 鉄塔・設備点検作業
※フルハーネスを使用する可能性がある作業者は対象になります。
🔹 教育内容
【学科】(約4.5時間)
- 作業に関する知識
- 墜落制止用器具の構造・使用方法
- 関係法令
- 墜落時の危険性
【実技】(約1.5時間)
- 正しい装着方法
- フックの掛け方
- 点検方法
▶ 合計 6時間程度(1日講習)