石綿作業特別教育(いしわたさぎょう とくべつきょういく)とは、
労働安全衛生法にもとづき 石綿(アスベスト)を扱う作業に従事する労働者に対して、事業者が必ず実施しなければならない法定教育 のことです。
🔍 なぜ必要?
アスベストは吸い込むと肺がん・中皮腫など重大な健康障害を引き起こすため、取り扱いには高度な安全知識が必要です。
そのため、法律で「石綿作業にかかわる人は特別教育を受けること」が義務化されています。
📘 対象となる作業
以下のような 石綿が飛散するおそれのある作業 に従事する場合に必要です
- アスベスト含有建材の 除去作業
- 建築物・設備などの 改修、解体でアスベストに接触する作業
- アスベスト含有断熱材・保温材を 取り外す作業
- 石綿を含む製品の 切断・加工作業 など